神々の砂時計
神々が去り、神話が忘れられゆく世界で、最後の神話の守り人となった主人公が、消えゆく神々の痕跡を辿り、世界の真実と自らの運命に立ち向かう物語。
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8
Events
📖 Story Backstory
The introduction and setting of the world, including its history.
かつて神々が跋扈した時代から長い歳月が流れた。人々は科学と合理を尊び、神話は子供向けの寓話と化した。しかし、それは真実ではない。神々は去ったのではなく、『忘れられる』ことによって、その存在をこの世界から引き剥がされつつあるのだ。神話の守り人と呼ばれる一族は、秘密裡に神々の痕跡を記録し、わずかながらその力を保ち続けてきた。今、最後の守り人である主人公の前に、世界の『時の砂』が尽きようとしているという警告が現れる。神々の消滅は、世界の物理法則さえ歪める可能性がある。主人公は消えゆく神々の足跡を追い、世界の行く末を決める旅に出る。
👥 Characters (4)
Characters in this story. You will choose who to play as when you start.
カゲツ
Protagonist
最後の神話の守り人。一族の最後の生き残りとして、忘れられた神殿で神々の記録を守り続けてきた。外界への憧れと、自らの使命に対する重圧の間で揺れている。神々が完全に消える前に、何かを成し遂げたいという焦りを内に秘める。
リュウガ
Neutral
「神殺し」の異名を持つ謎の傭兵。かつては神々を崇拝する部族の戦士だったが、何らかの理由で神々への信仰を捨て、むしろ神々の遺物や力を利用することを是とする。皮肉屋でシニカルだが、契約には忠実。
コトハ
Neutral
「忘れられた神々の言葉」そのものが具現化した、あるいはその残滓から生まれた存在。自分が何者なのか、どこから来たのかをほとんど覚えていない。純粋無垢で好奇心旺盛だが、神話の法則に深く縛られており、自身の存在が危ういことを無自覚である。
シズク
「記憶の図書館」の近くにひっそりと住む隠者。かつては図書館の司書だったが、大火事と忘却の波から逃れ、今は図書館の亡霊や残存知識の「語り部」として暮らしている。カゲツたちのような神話の探求者を静かに見守り、時折、助言や古い知識を授ける。彼自身も、図書館の大火事で多くの記憶を失っている。
⚡ Key Events (8)
神殿の啓示
カゲツがいつものように石板を解読していると、一枚の石板が異様に輝き、「時の砂は尽きる」という警告を映し出す。その直後、神殿にリュウガが現れ、神話の遺物を要求する。プレイヤーは、警告についてリュウガに打ち明けるか、隠して追い返すか、あるいは協力を求めるかを選択する。選択により、リュウガとの初期関係と、最初の旅の同行の有無が決まる。
古の大樹と忘れられた祭儀
最初の目的地である「古の大樹」は、かつて豊穣の神が宿ったとされる聖地だったが、今は枯れかかっている。そこで、樹の精霊(かすかに残る神性)から、樹を蘇らせるためには失われた祭儀を再現する必要があると告げられる。祭儀に必要な三つのアイテム(清めの水、星の種、祭儀の歌)は、周辺の危険な領域に散らばっている。プレイヤーはそれらを集め、祭儀を行うか、あるいはリュウガの提案で樹の残る力を「収奪」するかを選ぶ。
言葉の化身、コトハの選択
祭儀(または収奪)の後、カゲツが持っていた石板からコトハが現れる。彼女は自分が何者かわからず、カゲツについていく。一行は次の目的地「記憶の図書館」を目指すが、道中、コトハの存在を感知し、彼女を「回収」しようとする謎の組織「忘却の執行者」の襲撃を受ける。プレイヤーは、コトハを守って戦うか、彼女を囮にして逃げるか、あるいは執行者に引き渡す(交渉する)かを選択する。
記憶の図書館、空白の書庫
記憶の図書館の奥深く、全ての文字が消えた「空白の書庫」に到達する。そこには、世界の神話を体系的に消去しようとした「忘却の執行者」の計画書の断片と、それを止めようとした先代の守り人の遺品が残されていた。プレイヤーは、執行者の目的(世界の安定のため神話を完全に消す)を知り、協力するか、阻止するかの選択を迫られる。コトハはこの場所で強い既視感を覚える。
竜牙の呪い、リュウガの真実
廃墟となった竜牙の傭兵団拠点で、リュウガの過去の全容が明らかになる。彼の一族はある神(竜神)に仕えていたが、その神が「忘れられ」て暴走し、一族を滅ぼした。リュウガは神を倒したが、その代償として一族の魂が神と共に忘却の淵に囚われたままである。プレイヤーは、リュウガの願い(囚われた魂の解放)を手伝うか、それよりも世界の「時の砂」の問題を優先するかを選ぶ。
コトハ、名を求めて
旅を続けるうちに、コトハの存在がますます不安定になり、時折透明になりかける。彼女は自分に「名前」がないことが根源的な不安であると訴える。一行は、コトハに「名前」を与え、存在を安定させる方法を探す。それは、彼女の起源となった「忘れられた神々の言葉」の原典を、嘆きの平原の奥で見つけ、その言葉に新たな意味(名前)を刻み込むという危険な試みである。
砂時計の守護者
世界の「時の砂」を管理していたとされる、最後の時神の隠れ家に辿り着く。そこには、砂時計の心臓部とも言える装置と、それを守る機械的な守護者(時神の造った自律人形)がいる。守護者は、砂の流れを止める(世界の変化を凍結する)か、全ての砂を一気に落とし神話時代を完全に終わらせるか、そのまま見守り続けるかの選択を主人公に求める。いずれの選択も計り知れない結果をもたらす。
忘却の執行者、最終決戦
忘却の執行者の首領が現れ、神話の完全消滅を実行に移そうとする。首領は、神話が人々に争いと苦しみをもたらした過去を理由に、感情や記憶の一部を削ぎ落とした合理的存在である。最終決戦の舞台は、現実と神話の境界が最も薄い「狭間」で行われる。プレイヤーは、執行者を武力で倒すか、彼らの主張(神話の危険性)を認めて説得するか、あるいは第三の道(神話と現実の新しい関係性)を提示するかを選ぶ。