廃墟の記憶
放射能に汚染された未来都市で、記憶を失った主人公が、謎の組織と戦いながら、自分自身と世界の真実を探すインタラクティブフィクションRPG。
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📖 Story Backstory
The introduction and setting of the world, including its history.
大戦争「大いなる沈黙」から50年後。世界は放射能雲と異常気象に覆われ、文明は崩壊した。生き残った人々は、巨大な地下シェルター「アーク」や、地上に点在する廃墟都市のコミュニティで細々と暮らしている。支配的な勢力は二つ。秩序と技術の再生を掲げる管理組織「ネオス・プロテクター」と、自由と資源を求めて抵抗するレジスタンス集団「スカベンジャー・ギルド」。その狭間で、記憶を失った主人公は目を覚ます。左手首のデバイス「メモリアル・リンク」は、記憶の欠片を収集・再生する能力を持つが、その由来と目的は不明だ。都市「セクター7」を舞台に、主人公は自身の正体、写真の少女、そして世界を覆う巨大な陰謀に迫っていく。
👥 Characters (4)
Characters in this story. You will choose who to play as when you start.
カイ
Protagonist
記憶を一切失った状態でセクター7の廃病院で発見された謎の男。左手首の「メモリアル・リンク」は高度な技術で作られており、彼の正体を暗示する。無口で冷静沈着だが、時折、過去の記憶の断片(フラッシュバック)に襲われ、動揺を見せる。唯一の手がかりはポケットにあった少女の写真。彼女が誰なのか、なぜ自分がここにいるのかを探るため、危険な廃墟都市を彷徨うことになる。
リョウ
Neutral
セクター7を縄張りとするスカベンジャー・ギルドの熟練メンバー。物資の収集と、ネオス・プロテクターからの「略奪」を生業とする。皮肉屋でシニカルだが、仲間や縄張りに対する責任感は強い。カイを廃病院で発見し、当初は警戒するが、その腕前とデバイスに興味を持つ。ギルドのリーダーであるミズキに忠誠を誓っている。過去にネオス・プロテクターに家族を殺された過去があり、組織に対して激しい憎悪を抱いている。
アリス(コードネーム)
Neutral
カイが持つ写真の少女その人。しかし、廃墟で出会う彼女は、写真の笑顔からは想像もできないほど無感情で謎に包まれている。時折、高度な技術知識や、この世界の成り立ちについて驚くべき発言をする。彼女自身は「アリス」と名乗り、ネオス・プロテクターから逃げていると語るが、その詳細は曖昧だ。カイのメモリアル・リンクに強い関心を示し、その「真の機能」を解放できるとほのめかす。彼女の正体は、ある実験の「生きた記録媒体」であり、世界の真実を握る鍵である。
ミズキ
Neutral
スカベンジャー・ギルドのリーダー。かつてはネオス・プロテクターの下級将校だったが、組織の非人道性に嫌気が差し脱走、生き残りたちを集めてギルドを結成した。冷徹な現実主義者で、感情に流されない判断を下すが、部下の命は何よりも重んじる。カイとそのデバイスに、ネオスに対する「切り札」としての価値を見出している。彼女の過去には、ネオスを脱走する際に置き去りにした妹が関わっている。
⚡ Key Events (7)
廃病院での目覚め
記憶を失ったカイが、廃墟と化した地下病院で目を覚ます。唯一の手がかりはポケットの写真と左手首のデバイス。外から近づく足音。プレイヤーは、身を隠す、脱出経路を探す、またはその場に留まり様子を見るなどの選択を迫られる。リョウと遭遇し、この世界が危険に満ちたポストアポカリプスであること、ネオス・プロテクターとスカベンジャー・ギルドの対立があることを知る。
セクター7・廃墟街突破
リョウ(または単独)と共に、廃病院から地上のセクター7中心部へ向かう。道中、放射能汚染が進んだ「ゾーン」、野生化した機械の残骸「スクラップ・ハウンド」、そしてネオス・プロテクターの偵察ドローンと遭遇する。プレイヤーは、隠密行動、交戦、または迂回といった方法で障害を乗り越えなければならない。途中で「記憶の霧」が漂う場所を見つけ、メモリアル・リンクで初めて記憶の断片(戦争の悲惨な光景)を体験する。
アリスとの邂逅と追跡
旧データアーカイブ付近で、写真の少女・アリスを発見する。しかし彼女は無表情で謎めいており、ネオスの追手がすぐ後を追っている。プレイヤーは、アリスを保護して共に逃げるか、彼女を置いて自分たちだけで逃げるか、あるいはネオスの兵士に引き渡す(と思わせておいて裏切る)かの選択を迫られる。選択により、アリスの態度、リョウの反応、そしてネオス・プロテクターとの関係が決定的に変化する。アリスはカイのデバイスに触れ、その「第2機能」が一時的に解放されるかもしれない。
ギルドへの勧誘と試練
リョウに連れられ、スカベンジャー・ギルドのアジトを訪れる。リーダーのミズキはカイの能力とデバイスに興味を示し、ギルドへの加入を条件に支援を申し出る。その試練として、近隣の「スクラップヤード」から貴重な部品を回収する任務が与えられる。任務中、ネオスの偵察隊と遭遇する可能性があり、戦闘か隠密かの選択が、ギルド内での評価とネオスとの関係を左右する。
アーカイブ深層への潜入
旧データアーカイブの深部、電源が復旧したセクターへ潜入する。ここには戦前のプロジェクト「ライブラリ」に関する極秘データが眠っている。高度なセキュリティシステム(自律防御タレット、パズルロック)と、データを守るように設定された「記憶の亡霊」(強力な記憶の霧の凝集体)が立ちはだかる。アリスの助けを借りてシステムをハッキングし、彼女の過去とメモリアル・リンクの真の目的に関する核心情報にたどり着く。
ネオス基地への潜入と決断
アーカイブで得た情報から、ネオス前哨基地にアリスの生体データを完全に消去する装置「メモリーワイパー」があることを知る。アリスを永遠に「人間」にするため、またはネオスの技術を奪うため、基地への潜入を決行する。内部では、アリスと同じ「ライブラリ」プロジェクトの被験者たちが冷凍保存されている残酷な現実を目撃する。最終的に、ワイパーを使用してアリスのデータを消去するか、データをコピーしてネオスの計画を暴くか、あるいは装置を破壊して全てを闇に葬るかの重大な決断を迫られる。
記憶の森での最終対峙
全ての情報を集めたカイたちは、世界の「記憶の汚染」の根源であり、自分自身の記憶の最終断片が眠る「記憶の森」へ向かう。森の中心では、ネオス・プロテクターの最高責任者「ディレクター」が、汚染された記憶を利用して新たな世界秩序を構築しようとしている。ディレクターはカイの正体(彼も「ライブラリ」プロジェクトの関係者だった)を明かし、協力か抵抗かを迫る。プレイヤーは、メモリアル・リンクの全機能を解放し、蓄積された記憶のエネルギーを、ディレクターの計画の破壊、世界の記憶の浄化、あるいは自分自身の記憶の完全な回復のいずれかに用いるかを選択する。